【STEP5】守る|金利・税金の防衛ラインを作る

黒字の物件が赤字に変わるのは、たいてい買った後の環境変化です。金利が上がり、修繕が来て、空室が重なる。この3つは同時に来ることがある、という前提で資金を持ちます。

STEP5で備えるのは4つです。金利の上昇。税金の負担。返済が苦しくなったときの手立て。そして万一のとき家族に何を残すか。

このSTEPの合格条件

金利・空室・修繕・生活資金が重なったとき、手元資金がどこまで耐えられるかを数値で説明できる。

まずこれを読む

STEP5の全体像は、この2本にまとまっています。

どう守るか|金利・空室・修繕・税が重なっても潰れない
不動産投資のリスク対策。金利上昇、空室、修繕、税金が同時に来ても潰れないための備え方です。手元資金の水準、返済比率の目安、繰上返済と現金保有のどちらを選ぶかまで解説します。
不動産投資は変動金利と固定金利どっち?切り替え判断の全知識
不動産投資ローンは変動金利と固定金利どっちが得か。スルガ4.5%で生き延びた実体験から、固定への切り替え判断3チェックポイント、繰り上げ返済プール術、切り替えず金利交渉で乗り切った経緯を解説します。

① 金利が上がったときの返済増を出しておく

借入1,000万円につき、金利が0.1%上がると年6,000円ほど返済が増えます。借入1億円なら年60万円、2億円なら年120万円です。

先に計算しておけば、ニュースで利上げが流れても慌てません。変動で借りるなら、+1%まで上げた試算を必ず手元に置いてください。

② 税金が増えるタイミングを先に知る

帳簿が黒字でも、手元の現金は減ることがあります。減価償却費よりローンの元本返済額が大きくなった状態(デッドクロス)です。

築古を短い償却期間で買うと、数年で必ずここに入ります。節税を目的に買うほど、後の負担が重くなります。

③ 返済が苦しくなったときの手立てを知っておく

返済が回らなくなってから調べ始めると、選べる手が減ります。元金の据え置き(リスケ)は、追い込まれる前に相談したほうが通ります。

私は1年間、元金の返済を止めてもらって立て直した経験があります。そのときに銀行へ出した経営改善計画書の中身も公開しています。

④ 万一のとき家族に何を残すかを決めておく

団体信用生命保険(団信)に入っていれば、契約者に万一のことがあった時点で残債が消えます。家族に残るのは借金ではなく、無借金の不動産です。

ただし団信は健康なうちにしか入れません。加入できなかった場合の代わりも、先に考えておく必要があります。

【STEP5 守る】のすべての記事一覧

本ガイドで厳選した主要記事のほか、実務ノウハウや詳細解説など【STEP5 守る】に属するすべての記事をご覧いただけます。

このガイドの位置づけ

全体の流れは6STEPロードマップで確認できます。

タイトルとURLをコピーしました