- 「雨漏り修理110番は便利そうだけど、怪しい業者やぼったくりが心配……」
- 「手元の見積もりが高い気がするので、比較用に使えるか知りたい」
- 「口コミを調べても、業者を擁護するような情報ばかりで信用できない」
雨漏りは早めの対応が必要ですが、焦って業者を決めると、高額な工事費を支払ったあとで「別の業者にも見てもらえばよかった・・・」と後悔しかねません。
事前に雨漏り修理110番の仕組みと見積もりの判断基準を知っておけば、この後悔は防げます。雨漏りの修理費は、どこまで直すかで大きく変わるので、直す範囲を自分で確かめることができれば払いすぎを避けられるからです。
結論から言うと、このサービスは雨漏りの業者を探す窓口として安心して使えます。施工店を自分で指名したい人には向きませんが、早く現地調査を頼みたい人や、相見積もりをとりたい人には合っています。
私自身、安さと早さを優先した結果、翌年に同じ場所から雨漏りが再発した苦い経験があります。
申し遅れました。私は地方在住・大家歴13年の現役サラリーマン大家です。3棟38室を運営し、いま手元に残る税引前キャッシュフローは月30万円。これを5年間継続できています。雨漏りを含め、修繕では何度も業者とやり取りしてきました。
本文では、現地調査で確認すべき3つの質問を紹介します。3つをメモにして現地調査で聞けば、雨漏り修理を任せていい業者かどうか判断できます。しっかりした業者に頼めば、私のように雨漏りが再発して修理代を払い直すことにはならず、仕事を休んで何度も立ち会う手間がなくなります。
雨漏りは1日でも早く止めたいものです。だからこそ、最初の現地調査で3つの質問を聞いて、その場で任せていい業者かを判断してください。業者選びをやり直すと、そのぶん直るのが遅れます。
今まさに雨漏りしている方は、先に下のボタンから現地調査を頼めます。電話のときに、応急処置ができる日時もあわせて確認しておくと安心です。手元の見積もりが高いと感じている方も、2社目の現地調査をここで頼めます。

雨漏りは、放っておくほど天井の下地や柱に水が回って、直す範囲も費用も広がります。迷っている間にも進むので、まずは現地調査だけでも頼んでみてください。見てもらうだけなら無料です。
公式サイト:https://www.sharing-tech.co.jp/amamori/
※見積もりは基本無料です。ただし、地域や調査内容によって費用が発生する場合があります。急ぎの場合は、公式ページの「今すぐお電話」から相談できます。
- 雨漏り修理110番は施工業者ではなく、加盟店を紹介する窓口
- 雨漏り修理110番の運営会社は設立約20年の実態のある企業
- 料金体系と保証は契約前に確認する
- 対応スピードと体制|24時間365日・雨漏り診断士
- 雨漏り修理110番の評判・口コミの実際
- 雨漏り修理110番が「怪しい」と感じられる3つの理由
- 失敗を防ぐ!申し込みから施工・保証確認までの5ステップ
- 当たりの加盟店を見極める!現地調査で聞くべき3つの質問
- 雨漏り修理110番が向いている人・別の探し方が向いている人
- スマホに保存推奨!依頼前・現地調査時の最終確認チェックリスト
- 雨漏り修理110番に関するよくある質問
- まとめ:雨漏り修理110番は「比較用の2社目」として使う
- 判断基準になる記事
雨漏り修理110番は施工業者ではなく、加盟店を紹介する窓口

雨漏り修理110番は、自社の職人が工事を行う施工業者ではありません。相談を受け付け、全国の加盟店から対応可能な業者を紹介するマッチングサービスです。
まずは、次の3点を押さえておきましょう。
- 東証上場のシェアリングテクノロジー株式会社(証券コード3989)が運営している
- 全国395社以上の加盟店から業者を紹介するマッチングサービスで、現地調査や工事を行うのは加盟店の職人
- 現地調査と見積もりは基本無料。ただし、散水試験やサーモグラフィー調査など、特殊な調査は有料になる場合がある
実際に調査・修理するのは地域の加盟店
申し込み後は、コールセンターが雨漏りの状況や住所などを確認し、現場に対応できる加盟店を手配します。

現地調査や見積もり、実際の修理を担当するのは、雨漏り修理110番の社員ではなく加盟店の職人です。そのため、対応の丁寧さ、見積もりの内容、施工品質、保証条件は、担当する加盟店によって異なります。
雨漏り修理110番は、業者を探すための窓口です。契約前に、紹介された加盟店そのものを確認することが大切です。
加盟店名や見積もりの内訳、保証内容を確認し、納得できなければその場で契約する必要はありません。
雨漏り修理110番の運営会社は設立約20年の実態のある企業
雨漏り修理110番を運営しているのは、シェアリングテクノロジー株式会社です。
同社は暮らしのお困りごとに関するサービスを展開する東証上場企業で、法人情報や本社所在地も公開されています。
注意:「雨漏り修理110番」と似た名称のサービスがある
この記事で扱うのは、シェアリングテクノロジー株式会社が運営する「雨漏り修理110番」です。
インターネット上には「雨漏り110番」や「雨漏り専門調査110番」など、よく似た名称のサービスもあります。名前は似ていても、運営会社もサービスの仕組みも異なる別のサービスです。
雨漏りで急いでいるときほど、名前の違いを見落としやすくなります。

私も調査中に一度、別のサービスと取り違えました。「雨漏り」「110番」などが含まれると同じサービスと思ってしまいますよね・・
見分ける方法は簡単です。公式サイトのフッターや運営会社ページを開き、次の記載を確認してください。
- サイト名が「雨漏り修理110番」になっているか
- 運営会社が「シェアリングテクノロジー株式会社」になっているか
- 本社所在地が「愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番1号 JPタワー名古屋19F」になっているか
口コミを確認するときも、投稿先のサービス名と運営会社を照合してください。名前が似ている別サービスの口コミを混ぜると、評判を正しく判断できなくなります。
運営会社の基本情報
雨漏り修理110番の公式サイトと運営会社の公式情報から確認できる内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | シェアリングテクノロジー株式会社 |
| 法人番号 | 2180001061708 |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番1号 JPタワー名古屋19F |
| 設立 | 2006年11月 |
| 上場市場・証券コード | 東証グロース・3989(2026年9月にTOBが発表され、成立後に上場廃止予定) |
| 事業内容 | 暮らしのお困りごとに関するサービス |
会社名や所在地、法人番号が公開されており、運営会社の実在は確認できます。また、証券コード3989の上場企業として、企業情報やIR情報も公開されています。
2026年9月、投資ファンドのMBKパートナーズが、シェアリングテクノロジーの株式を買い取るTOB(株式公開買付け)を発表しました。TOBが成立すれば、同社は上場廃止となる予定です。
「上場廃止」と聞くと不安になりますが、倒産や不祥事による上場廃止とは異なります。会社そのものを買い取る手続きで、同社の取締役会も全員一致で賛成しています。検索サイトや生成AIの変化に合わせて集客の仕組みを変えるため、上場を続ける費用を減らし、事業の改革に集中するという説明です。
買収後は、MBKパートナーズが持つHITOWAの生活支援事業を同社へ移し、サービスを広げる計画も示されています。事業を続けて広げていく前提の買収です。
ただし、運営会社の信頼性と、紹介される加盟店の施工品質は切り分けて考える必要があります。契約前に、実際に担当する加盟店の見積もり、施工内容、保証条件まで確認しましょう。
料金体系と保証は契約前に確認する

雨漏り修理を依頼する前に、調査費用、修理料金、火災保険、施工後の保証を確認しておきましょう。いずれも条件が一律とは限らないため、口頭説明だけでなく、見積書や保証書に記載してもらうことが大切です。
現地調査と見積もりは基本無料
現地調査と見積もりは基本無料です。ただし、対応エリアや加盟店、現場の状況によっては、事前説明のうえで費用が発生する場合があります。
具体的には、目視による基本調査で原因を特定できず、散水試験(約5万円〜)、蛍光染料調査(約11万円〜)、サーモグラフィー調査(約14万円〜)といった特殊調査へ切り替わると、有料になることがあります。雨漏り修理110番の公式サイト(雨漏り調査の方法と費用)にも、この3種類と費用の目安が記載されています。
なお、実際の費用は建物の規模や調査範囲などで変わります。外部の公開情報でも、散水調査や蛍光染料調査、サーモグラフィー調査の費用には幅があるため、上記は確定料金ではなく目安として扱うのが適切です。
特殊調査を提案されたら、実施前に調査方法、費用、原因を特定できなかった場合の扱いを確認してください。
修理費用は最低料金だけで判断しない
公式サイトでは、屋根の雨漏り修理が27,500円から(税込)、瓦屋根工事が30,000円から(税込)と案内されています。ただし、これは最低料金であり、必ずこの金額で直せるわけではありません。対応エリアや加盟店によって、掲載価格どおりに対応できない場合もあります。
実際の費用は、雨漏りの原因や修理範囲、工法、足場の有無などで変わります。見積書では、修理箇所、工法、材料費、足場代、追加料金の条件を確認しましょう。工法ごとの㎡単価の相場は、中古マンションの屋上防水工事・雨漏り修理の費用相場|㎡単価で見積もりを確かめるにまとめています。
火災保険を使える場合がある
台風や強風、雹などによる損害は、火災保険の補償対象になる可能性があります。一方、経年劣化による雨漏りは、原則として補償の対象になりません。
適用の可否は契約内容や保険会社の審査で決まります。修理を契約する前に、保険証券を確認し、保険会社や代理店へ相談してください。
「火災保険で無料修理できる」と勧誘する業者にも注意が必要です。日本損害保険協会は、修理業者と契約する前に、加入している保険会社または代理店へ相談するよう注意喚起しています。こうした業者の見分け方は、悪徳火災保険申請サポート業者の見分け方にまとめています。
保証内容は加盟店によって異なる
雨漏り修理110番では、施工内容に応じた保証や、再発時の無料再施工などを案内しています。ただし、保証は加盟店によるもので、対応エリア、加盟店、現場の状況によっては付かない場合があります。
契約前に、次の点を確認しましょう。
- 保証期間
- 保証の対象範囲
- 再発時の対応
- 保証が適用されない条件
- 保証書の発行有無
保証があるという説明だけで判断せず、具体的な条件を書面で確認してください。
対応スピードと体制|24時間365日・雨漏り診断士

料金や保証に加え、「対応の速さ」と「診断の専門性」も重要なポイントです。それぞれの特徴をまとめました。
24時間365日受付の相談窓口
雨漏りは台風の最中や夜間など、予期せぬタイミングで発生します。慌てやすい緊急時に、時間を問わずいつでも相談できる窓口があるのは大きな安心材料です。まずは受付窓口へ一次連絡を済ませることで、地域の担当者へ対応をつないでもらえます。急ぎの場合は、現地調査や応急処置が可能な日時もあわせて確認しましょう。
雨漏り診断士による原因調査
雨漏り修理で最も難しいとされるのが根本的な原因の特定です。雨漏り修理110番には「雨漏り診断士」という専門資格を持つプロも在籍しているため、他社で原因がわからなかったような難易度の高いケースでも、専門的な視点からの調査が期待できます。長年の雨漏りなど不安が大きい場合は、依頼時に「有資格者による調査を希望している」と伝え、対応可能か確認しておくと安心です。
原因箇所だけを直す部分修理
業者によっては屋根全体の葺き替えなど大規模な工事を前提とされることもありますが、雨漏り修理110番では、雨漏りの原因ごとに修理項目を細分化し、必要な箇所だけを直す部分修理を基本にしていると案内しています。無駄な工事を省き、本当に必要な箇所だけを直せれば、その分、費用を抑えられます。現地調査の際には「なぜこの範囲の修理で十分なのか」という根拠も含めて確認することで、納得した上で施工に進むことができます。
雨漏り修理110番の評判・口コミの実際

実際の口コミ傾向:良い声と気になる声
公式サイトや複数の口コミ情報を確認したところ、おもに次のような傾向が見られました。
- 連絡後の対応が早く、スムーズに現地調査へ進めた
- 作業前の説明が丁寧で、内容に納得して依頼できた
- 施工スタッフの技術や人柄に安心感があった
- 担当する加盟店によって、スタッフの対応に差を感じることがある
- 建物の状態や工事内容によっては、想定より料金が高くなることがある
口コミからわかる上手な使い方
口コミを見ると、対応の早さや説明の丁寧さを評価する声がある一方で、担当する加盟店や工事内容によって、対応・料金・保証条件が変わる点には注意が必要です。
雨漏り修理110番の強みは、24時間365日相談を受け付け、対応可能な地域の業者を手配してくれることです。急いで現地を見てもらいたいときや、比較用の見積もりを取りたいときには、使いやすい窓口といえます。
利用する際は、紹介された加盟店の名称や施工実績、見積もりの内訳、保証内容を契約前に確認しましょう。仕組みを理解したうえで利用すれば、急な雨漏りが起きたときの有力な相談先になります。
雨漏り修理110番が「怪しい」と感じられる3つの理由

「雨漏り修理110番」と検索しようとすると、検索候補に「あやしい」と表示されることがあります。
ただし、実際には悪質な業者を疑うというより、利用前のイメージと実際の仕組みとの違いから、「話が違うのでは?」と感じるケースが多いと考えられます。ここでは、怪しいと感じやすい3つの理由と実際の仕組みを説明します。
運営会社の社員が来ると思ったのに、別の会社が来た
雨漏り修理110番へ依頼したのに、別の会社から連絡が来て、その会社の職人が訪問してくると、不安に感じるかもしれません。
しかし、雨漏り修理110番は、地域の加盟店を手配するマッチング型のサービスです。現地調査や見積もり、施工は紹介された加盟店が担当するため、別会社が訪問すること自体は不自然ではありません。
ただし、どの会社が来るのか分からないまま話を進める必要はありません。訪問前に会社名や担当者名を確認しておきましょう。
対応の悪い会社や、営業がしつこい会社を紹介された
訪問した会社から十分な説明がなかったり、契約を急かされたりすると、雨漏り修理110番そのものに不信感を持つのは自然です。
実際の対応や施工は加盟店が行うため、接客、説明、見積もり、施工品質には加盟店ごとの差が生じます。ただし、利用者にとっては、紹介された会社まで含めて雨漏り修理110番のサービスです。
不安を感じたら、その場で契約する必要はありません。納得できなければ、受付窓口へ状況を伝えるか、別の会社からも見積もりを取りましょう。最初の電話や現地調査の段階で、「今回は相見積もりの一つとして検討している」と伝えておくと、その場で契約を迫られにくくなります。
無料だと思っていたのに料金を案内された
雨漏り修理110番は、現地調査と見積もりを基本無料と案内しています。ただし、対応エリア、加盟店、現場状況によっては、事前確認のうえで費用がかかる場合があります。また、修理工事や、散水試験などの追加調査は有料です。
そのため、料金を案内されたことだけで怪しいとは判断できません。重要なのは、作業前に有料になる理由と金額の説明があったかです。説明を受けないまま作業が始まりそうな場合は、その場で内容と費用を確認しましょう。
公式サイトでは、万が一に備えて請負業者賠償責任保険に加入していると案内しています。作業中に建物や家財を傷つけてしまった場合などに備える保険です。
雨漏りは、放っておくほど天井の下地や柱に水が回り、直す範囲と費用が広がります。怪しいかどうかの不安が晴れたなら、見積もりだけ先に取っておいても損はありません。窓口の利用は無料で、申込みは依頼内容と電話番号の入力から始められます。
公式サイト:https://www.sharing-tech.co.jp/amamori/
※ 見積もりは基本無料(地域・状況により有料の場合あり)。お急ぎなら公式ページの「今すぐお電話」から相談できます
失敗を防ぐ!申し込みから施工・保証確認までの5ステップ

依頼する前に、「どの段階で、何が行われるのか」という全体の流れを把握しておきましょう。「どのタイミングで何を確認すべきか」を事前に知っておくことが、トラブルを防ぐポイントです。
STEP1:電話またはフォームで相談する
24時間365日、電話またはWebフォームから無料で相談できます。雨漏りが発生すると焦ってしまいますが、まずは落ち着いて状況を伝え、現地調査を依頼しましょう。
STEP2:加盟店による現地調査
地域の加盟店が訪問し、雨漏りの状況を確認します。現地調査と見積もりは基本無料ですが、対応エリアや加盟店、現場の状況によっては費用がかかる場合があります。申し込み時に「現地調査と見積もりに費用はかかりませんか。有料になる場合は、作業前に金額を教えてください」と確認しておきましょう。
STEP3:見積もりを受け取る
見積もりを提示されても、その場で即決する必要はありません。既存防水層の撤去費や足場代、追加料金が発生する条件などが明記されているか、落ち着いて確認しましょう。
STEP4:内容に納得できたら契約・施工へ
金額と工事内容に納得できたら契約し、施工へ進みます。クレジットカード払いに対応していますが、一部の加盟店やエリアでは利用できない場合があります。カード払いを希望する場合は、現地調査の段階で確認しておきましょう。
STEP5:施工完了後に保証内容を確認する
施工後の保証は加盟店によるものです。ただし、工事内容や加盟店、現場の状況によっては保証が付かない場合があります。保証が付く場合は、「保証期間」「対象範囲」「免責条件」「再発時の連絡先」を確認し、保証書などの書面を受け取り、大切に保管してください。
当たりの加盟店を見極める!現地調査で聞くべき3つの質問

ここまで、雨漏り修理110番では、実際の調査や施工を地域の加盟店が担当するとお伝えしてきました。では、現地調査に来た業者が本当に信頼できるのか、どこを見て判断すればよいのでしょうか。
複数の物件を運用し、13年にわたって雨漏り修繕と向き合ってきた経験からお伝えすると、重要なのは原因を具体的に説明できるかです。
雨漏りは、屋根材の劣化だけでなく、谷板金や棟板金、外壁との取り合い、シーリング、防水層など、複数の要因が重なって起きることがあります。そのため、表面の隙間をただ塞ぐのではなく、雨水の侵入経路を調べたうえで、原因に合った工事を選ぶ必要があります。
現地調査の担当者には、次の3つを質問してください。

①「雨漏りの原因箇所は、具体的にどこですか?」
まず確認したいのは、雨水がどこから入り、どの経路を通って室内まで達しているのかです。信頼できる担当者であれば、屋根や外壁の写真などを示しながら、次の点を具体的に説明してくれます。
- 雨水の侵入口と考えられる場所
- その場所を原因と判断した根拠
- 室内まで水が伝わった可能性のある経路
- 追加調査が必要かどうか
一方で、「たぶんこの辺りです」「とりあえず塞いでみます」といった曖昧な説明のまま工事を始めようとする業者には注意が必要です。
雨漏りの原因は一つとは限りません。目視調査だけで特定できない場合には、散水調査や天井裏調査など、原因を絞り込むための方法が提案されることもあります。
②「コーキング以外の工法も検討していますか?」
次に、見積もりの内容がコーキング、またはシーリングで隙間を塞ぐだけになっていないかを確認します。
コーキングは、継ぎ目やビス周辺などの局所的な隙間を補修する場合には有効です。しかし、板金の浮きや変形、防水層の劣化、広範囲の腐食などが原因の場合、コーキングだけでは根本的な修理にならないことがあります。また、本来水が抜ける場所までむやみに塞ぐと、かえって排水を妨げる可能性もあります。
担当者には、次のように聞いてみましょう。
- 「コーキングで対応する理由は何ですか?」
- 「板金交換や防水層の補修など、ほかの工法と比較しましたか?」
- 「今回の工事は応急処置ですか、それとも原因に対する修理ですか?」
工法の選択理由と、それぞれのメリットや注意点を説明できるかが重要です。見積書の大部分がシーリング処理になっている場合は、その工事でどこまで直せるのか、再発した場合の対応も含めて確認してください。
③「屋根・板金工事の施工実績を確認できますか?」
雨漏り修理を依頼する際は、会社全体の施工件数だけでなく、今回の建物と似た構造や症状の施工実績があるかを確認しましょう。外壁塗装を中心とする会社でも雨漏り工事を扱うことはありますが、塗装と雨漏り修理では求められる知識が異なります。
雨漏りを止めるには、塗装だけでなく、次のような点を総合的に判断する必要があります。
- 屋根材の構造
- 棟板金や谷板金の納まり
- 外壁と屋根の取り合い
- 防水層の状態
- 建物内部での水の流れ
「施工実績は豊富です」という回答だけで終わらせず、施工前後の写真や、どのような原因に対してどんな工事を行ったのかを見せてもらいましょう。
3つの質問に根拠付きで答えられるかが判断基準
良い担当者は、分からないことまで無理に断定するのではなく、次の点を分けて説明してくれます。
- 現時点で分かっていること
- 原因と考える根拠
- 追加で確認すべきこと
- 提案する工法とその理由
反対に、原因を曖昧にしたまま契約を急がせたり、工法の理由を説明できなかったりする場合は、その場で決める必要はありません。いったん見積もりを持ち帰り、必要であれば別の業者にも現地調査を依頼してください。
私自身、13年間の物件運用で、安さと早さを優先した修理が、翌年に同じ場所から再発するケースを経験してきました。原因を特定できないまま支払うお金は、修理代ではなく、問題を先送りするための費用になりかねません。
雨漏り修理では、金額だけで業者を選ばず、「なぜ漏れたのか」「なぜこの工事で直せるのか」を納得できるまで確認してください。ここは妥協しないことをおすすめします。
雨漏り修理110番が向いている人・別の探し方が向いている人

ここまで解説した仕組みや注意点を踏まえると、雨漏り修理110番は、急いで相談先を確保したい人や、比較用の見積もりを取りたい人に向いています。一方で、施工業者を自分で選びたい人や、地元の屋根業者と直接やり取りしたい人には、別の探し方が合っています。ご自身の状況と照らし合わせて判断してください。

雨漏り修理110番が向いている人
- 深夜や休日に雨漏りが発生し、まず相談できる窓口を確保したい人 雨漏り修理110番は、24時間365日、電話で相談を受け付けています。夜間や休日に雨漏りに気づき、近くの業者を一から探す余裕がないときは、最初の相談窓口として利用しやすいサービスです。ただし、24時間365日なのは受付であり、加盟店がすぐ訪問できるとは限りません。急いでいる場合は、電話口で現地調査や応急処置が可能な日時を確認しましょう。
- すでに他社の見積もりがあり、比較用の2社目が欲しい人 手元の見積もりが適正か判断できないときは、別の業者からも見積もりを取り、修理範囲や料金を比較することが大切です。雨漏り修理110番の公式サイト(料金のご案内)でも、他社と比較するための相見積もりを歓迎しています。金額だけでなく、修理箇所、工法、足場代、追加料金の条件、保証内容まで並べて確認しましょう。
別の探し方が向いている人
- 施工を担当する業者を、最初から自分で調べて指名したい人 雨漏り修理110番は、相談を受け付けたうえで、対応可能な加盟店を手配するサービスです。実際の現地調査や見積もり、修理は紹介された加盟店が担当します。「この会社に依頼したい」「複数の施工会社を自分で調べて選びたい」という人は、地域の屋根修理業者へ直接問い合わせるほうが適しています。
- 紹介サービスを介さず、地元の屋根業者と直接交渉したい人 地域の施工実績や資格、保証内容を自分で調べられる場合は、地元の屋根専門業者へ直接相談する方法もあります。担当業者とのやり取りを最初から最後まで一本化したい人には、直接依頼のほうが分かりやすくなります。ただし、直接依頼する場合でも1社だけで即決せず、可能であれば複数社の見積もりを比較してください。
結論として、雨漏り修理110番は、施工会社そのものではなく、相談先や比較対象を確保するための窓口として使うのが賢い利用方法です。
急いでいる人は、まず受付窓口で訪問可能な日時を確認してください。比較を目的とする人は、紹介された加盟店名、見積もりの内訳、保証条件を確認し、納得してから契約しましょう。
スマホに保存推奨!依頼前・現地調査時の最終確認チェックリスト

雨漏り修理を依頼する前に、料金や保証の条件をはっきりさせておくことが大切です。電話やWebで申し込むときと、現地調査・見積もりの当日に確認したい「4つの質問」をまとめました。あとで見返せるよう、このページをスマホに保存しておきましょう。
電話・申し込み時に確認する2つの質問
- 「現地調査と見積もりは無料ですか? 有料になる条件があれば教えてください」
- 「現地を担当する加盟店の会社名と、雨漏り修理の施工実績を教えてください」
現地調査・見積もり時に確認する2つの質問
- 「この見積書には、既存防水層の撤去費、足場代、廃材処分費、諸経費まで含まれていますか?」
- 「保証期間と保証範囲を教えてください。保証書は、実際に施工する加盟店から発行されますか?」
即決しないほうがよい業者の対応
次のような対応があった場合は、その場で契約せず、一度持ち帰って検討してください。
- 質問にその場で答えられない
- 費用や保証について曖昧な説明をする
- 見積書に工事項目や追加費用の条件が書かれていない
- 「今日だけ安くなる」などと言って契約を急かす
管理会社から提示された雨漏り修理の見積もりが高いと感じた場合にも、比較用の見積もりを取る方法があります。金額だけでなく、施工範囲、足場の有無、保証内容まで同じ条件で比較することが大切です。
マッチング型サービスは、修理先をすぐに決めるためだけでなく、手元の見積もりが妥当かを確認する「相見積もりの窓口」としても活用できます。比較用の2社目として使うのがおすすめです。
上の4つの質問をスマホに保存し、電話や現地調査の際に一つずつ確認してください。聞いた内容は、担当者名とあわせてメモしておくと安心です。
公式サイト:https://www.sharing-tech.co.jp/amamori/
※ 対応エリア、加盟店、現場状況によっては、調査・見積もりが有料になる場合があります。申し込み時に費用の有無をご確認ください
雨漏り修理110番に関するよくある質問

- Q雨漏り修理110番は怪しい会社ですか?
- A
運営会社の実態は確かです。雨漏り修理110番は、設立約20年のシェアリングテクノロジー株式会社が運営しています。ただし、実際に現地調査や修理を行うのは、雨漏り修理110番の社員ではなく、手配された地域の加盟店です。
運営会社の信頼性と、紹介された加盟店の対応や施工品質は、切り分けて考えましょう。契約前に、加盟店名、見積もりの内訳、工事内容、保証条件を確認することが大切です。
- Q一括で相見積もりを取るサービスとして使えますか?
- A
複数社の見積もりが一度に届く一括見積もりサービスではありません。
雨漏り修理110番は、相談内容に対応できる加盟店を手配するサービスです。すでに管理会社や地元業者などから見積もりを取っている場合に、比較用のもう1社を探す目的で利用すると分かりやすくなります。
比較するときは総額だけでなく、修理箇所、工法、足場代、撤去費、保証内容まで並べて確認してください。
- Q見積もり後に追加料金を請求されませんか?
- A
公式サイトでは、見積もり確定後の追加料金は発生しないと案内されています(料金のご案内)。
ただし、見積もりを確定する前に、工事の対象範囲と費用の内訳を確認することが重要です。特に、既存部分の撤去費、足場代、廃材処分費、諸経費、追加工事が必要になった場合の条件を確認しましょう。
また、現地調査と見積もりは基本無料ですが、対応エリア、加盟店、現場の状況によっては、事前確認のうえで費用がかかる場合があります。有料の調査や追加作業を提案されたときは、実施前に内容と金額を書面で確認してください。
見積もりの妥当性を自分で確かめたい方は、マンションの雨漏りの症状と原因の違いや、防水工事の見積もりを相場で確かめる方法をまとめた記事もあわせてお読みください。
▶︎ 中古マンションの屋上防水工事・雨漏り修理の費用相場|㎡単価で見積もりを確かめる

雨漏りは、待っても原因がなくなるわけではありません。天井のシミや水滴に気づいたら、まずは現状を確認してもらいましょう。相談時には、現地調査や見積もりが無料か、有料になる場合はどの段階で費用が発生するかも確認してください。
まとめ:雨漏り修理110番は「比較用の2社目」として使う

雨漏り修理110番は、シェアリングテクノロジー株式会社が運営する、地域の修理業者を紹介するマッチングサービスです。24時間365日相談でき、現地調査と見積もりは基本無料なので、緊急時の相談先や相見積もりを取る窓口として便利です。
ただし、実際に調査や施工を行うのは地域の加盟店です。対応の丁寧さ、見積もりの内容、施工品質、保証条件は、担当業者によって異なります。
だからこそ、業者に任せきりにせず、契約の主導権はこちらが握りましょう。
手配時には「4つの質問」を確認し、現地調査では「3つの質問」をそのまま担当者に聞いてみてください。原因や工法を根拠付きで説明できない場合や、契約を急かされた場合は、その場で決める必要はありません。
見積もりを受け取っても、すぐに契約する必要はありません。修理箇所、工法、足場代、追加料金の条件、保証内容を確認し、できれば別の業者の見積もりと並べて比較してください。
なお、現地調査と見積もりは基本無料ですが、対応エリア、加盟店、現場の状況、特殊な調査の有無によっては費用が発生する場合があります。有料になる可能性があるときは、作業前に金額を確認しておきましょう。
雨漏りは待ってくれませんが、契約は待たせてかまいません。まずは比較できる2社目の見積もりを用意することから始めましょう。金額だけでなく、修理方法と保証条件まで並べれば、納得できる業者を選びやすくなります。
公式サイト:https://www.sharing-tech.co.jp/amamori/
※ 見積もりは基本無料です(地域・状況により有料の場合あり)
判断基準になる記事
修繕業者を選ぶ視点は、管理会社を選ぶ視点と同じです。基本に戻って確認しましょう。


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