出口は、売ると決めてから考えるものではありません。買った時点で半分決まっています。ここでは、いま持っている物件をどう終わらせるかを数値で比べます。
STEP6で決めるのは3つです。いくらで売れるか。売って手元にいくら残るか。そして次に進むかどうか。
このSTEPの合格条件
保有継続・修繕後保有・売却の3案を、残債・税金・諸費用込みで比較できる。
まずこれを読む
STEP6の全体像は、この2本にまとまっています。

どう終わらせるか|売る・持ち続けるの決め方
不動産投資の出口戦略。売るか、持ち続けるか、組み替えるかをどう決めるか。残債と売値と手残りを並べて比べる手順と、判断が遅れると選択肢が減る理由をまとめました。

地方の不動産投資は生き残れる?エリア衰退時の空室対策と撤退判断
地方の不動産投資は需要源が1つ消えると一気に詰みます。鳥取から松本・甲府・仙台の地方物件を回してきた経験から、エリア衰退のシグナル、Wi-Fi無料化や生活保護受け入れで生き残った実例、売却・撤退の判断基準を解説します。
① 売って手元にいくら残るかを出す
売却価格がそのまま手取りになるわけではありません。仲介手数料、印紙、抵当権の抹消、そして譲渡所得税が引かれます。
保有期間が5年以下だと税率は約39%、5年を超えると約20%。この判定は売った年の1月1日時点で行うので、数か月の差で税額が倍近く変わります。
② 売れない物件をどうするかを決める
残債が売値を上回っていると、売るだけでは終わりません。差額を現金で埋めるか、持ち続けて元本を減らすかを選ぶことになります。
持ち続ける判断も、数値で出したうえでなら正解になります。感覚で抱え続けるのとは別物です。
③ 次に進むかどうかを決める
1棟目が回り始めると、2棟目の話が来ます。ただし増やすかどうかは、現金・与信の残り・実績・手間の余力の4つで決まります。
どれか1つでも足りなければ、いまは待つほうが安全です。
【STEP6 手放す】のすべての記事一覧
本ガイドで厳選した主要記事のほか、実務ノウハウや詳細解説など【STEP6 手放す】に属するすべての記事をご覧いただけます。
このガイドの位置づけ
全体の流れは6STEPロードマップで確認できます。
- 前のSTEP:STEP5 守る